奈良絵茶碗

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奈良絵茶碗奈良絵 張子 猪 茶碗です。

奈良絵は、室町時代から江戸時代にかけて、奈良の絵屋によって製作された物語や古典を題材とした肉筆彩色の大和絵風の絵本などが代表的です。赤膚焼(あかはだやき)に絵付けされています。

赤膚焼は、奈良近郊の五条山で造られた陶器。遠州七窯の一つ。
この地で土風炉(奈良風炉)の製作がはじまり、西村善五郎が土風炉師の名をあげ、のち京都に移り永楽家となっている。

この茶碗、シンプルで扱いも良いので人気です。
毎年干支が描かれて販売しているので、十二支を集めてる方が多くいらっしゃいます。
定番商品になっています。
この張子の猪も可愛らしいです。

大塩昭山 作


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この記事へのコメント
こんにちは!!

 色合いが良いですね!!
Posted by 袋井のヨッチャン at 2006年12月10日 11:25
袋井のヨッチャンさん、こんにちは!

赤膚焼のこの色は、名産「奈良晒」をさらす藁灰汁が陶土に混入したためとも言われています。
Posted by ポン太 at 2006年12月10日 14:03
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    コメント(2)