大名物

カテゴリー │茶道具解説

大名物

大名物(おおめいぶつ)とは、室町将軍家に蔵された東山御物を中心に千利休の時代以前までに有名であったものをいいます。
ちなみに、利休時代に名を得たものが「名物」、小堀遠州が選定したものが「中興名物」と呼んでいます。

この茶入は、唐物 肩衝茶入 銘「初花」
(からもの かたつきちゃいれ めい「はつはな」)の写しものです。
本物は、重要文化財で徳川記念財団蔵にあります。

この茶入の凄いところは、天下の三武将 織田信長ー豊臣秀吉ー徳川家康と伝来されています。

詳しくは、足利義政ー鳥居引咄(珠光二男)ー大文字屋疋宗観ー織田信長ー織田信家ー松平念誓ー徳川家康ー豊臣秀吉ー浮田秀家ー徳川家康ー松平忠直ー松平備前守ー柳営御物
三百年間徳川幕府の守本尊とされました


そんな歴史のロマンを感じながらお茶を楽しみませんか?!

大名物写
唐物 肩衝茶入 銘「初花」
木箱入 笹田仁史作


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