南鐐

カテゴリー │茶道具解説

南鐐この時期なると赤とんぼが飛んでると秋だな〜と感じます。

そこで、トンボの蓋置です。
蓋置は、茶道で釜の蓋や柄杓を置くのに使います。



これは、銀色なので銀ヤンマ?って種類はさておき、トンボが楽しそうに遊んでいるように見えます。

この銀色の正体は、南鐐(なんりょう)で出来ていてちょっぴりセレブなにおいが・・。

南鐐(なんりょう)とは、良質の銀のことで中国の銀の産地の一つに南鐐という地名があり、そこから銀の異名となったと言われてます。

茶道具には、この南鐐(銀)が多く使われてます。

銀は、毒に反応すると色が変わることから使われたみたいです。

昔は、お茶するのも命がけだったんですね。icon08

このトンボは、何匹いるでしょうか?icon02


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この記事へのコメント
今日は!!

そうですよ、昔は毒見の人が居たくらいですから
毒を見分ける道具も多いですよね!!
Posted by 袋井のヨッチャン at 2006年09月02日 13:30
毒見の人には、なりたくないですね〜。
この時代でよかったです。
Posted by ポン太 at 2006年09月02日 17:43
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    コメント(2)