花月札

カテゴリー │茶道具解説

花月札昨夜の御稽古で平花月をしました。

花月とは、茶道で七事式といわれる茶の湯修練を目的として制定された七つの式作法の一つで、主一人客四人の五人一組でこの札を折据(おりすえ)という物に入れて、札を順番に取って点前する人、お茶を飲む人を決めるゲームみたいなお点前です。

札には、表面に松の絵(表千家は松の字)、裏面には、月の絵・花の絵・一・ニ・三が書かれています。

月を引いた人がお茶を飲めて(正客)、花を引いた人が点前(亭主)をします。

どうやら私には札のかすかな色で何の札か覚えてるというイカサマ疑惑が掛かっていて、目を閉じて札を引かされました。icon03

その結果、二回も亭主をしてしまい、お茶は一服ゲット!だけでした。
実は、御稽古年数が長いので、月の札だけは分かるのでした・・・。

平花月は、一番基本となるもので薄茶を点てます。

他には、濃茶付花月・炭付花月・貴人付花月など色々あります。

ちなみに、なんば花月は、なんでやねん!とツッコミの点前をします。icon07


同じカテゴリー(茶道具解説)の記事画像
へそ?
大名物
三つ人形
馬蝗絆
ご貴人様
利休遺偈(ゆいげ)
和蘭陀
奈良絵茶碗

 
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
花月札
    コメント(0)