みしま

カテゴリー │茶道具解説

みしま三島暦手茶碗です。

みしまこよみでちゃわん と読みます。

三島とは、高麗茶碗の一種で日本に早くから渡来している象嵌青磁の一種でもあります。

高麗期末から李朝にかけて、主に朝鮮の鶏龍山付近で焼かれたものをもとに、大量生産されたのが始まりだそうです。

三島茶碗は、文様が静岡県伊豆の三島大社が発行する和暦の細字に似ているところから命銘されました。

素地の色はさまざまであるけど、内外に捺形か釘彫をして、それに白絵具を象嵌して焼き上げてあります。他に、古三島・彫三島・刷毛三島・花三島等いろいろあります。

この写真のものは、相生焼 那波翔英 作

私は、この茶碗の『渋さ』が好きですicon05


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この記事へのコメント
今晩は!!

わたしも好きですね!!

余り高価な器は使えませんが、其のうち

高価な器も使って見たい物です!!
Posted by 袋井のヨッチャン at 2006年08月24日 18:09
こんにちは!
高価な器は、比べると形、焼き、釉色等やっぱり良いです。
でも、もったいなくて使えない・・・気持ちわかります。
Posted by ポン太 at 2006年08月25日 10:10
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    コメント(2)