そば懐石

カテゴリー │茶道

そば懐石昨晩は、夕ざりの茶事をしました。

夕ざりの茶事は、その名の通り夕方から始めて次第に暗くなっていく、時の移ろいを感じながら行う風情ある茶事です。


16時スタートでしたが、この季節もうだいぶ暗くなっていました。
初炭手前をしてお湯が沸くのを待つ間に懐石料理を頂きます。

懐石は、「そば」でした。
お膳を使わず浅黄の布でお椀を包み運びだします。
そば懐石広げて、箸紙を箸置きにしてお膳をつくります。

その後、飯器のかわりにザルにそばのおかわりが出され、お酒や天ぷら等・千鳥の盃・そば湯と続きます。
そして、主菓子を頂き中立へ・・・


外はもう真っ暗なので、場がここから短檠・手燭に和ローソクを使って夜咄(よばなし)になります。
和ローソクの柔らかな明かりの中、続き薄茶で濃茶と薄茶を頂き終了です。

そば懐石正午の茶事+そば懐石+夜咄の茶事

ただでさえ覚えが悪い私は、この一粒で三度おいしい茶事は頭の中がパニックでした。
しかし良い経験ができました。

美味しく楽しくお茶ができたことに感謝です。
先生・社中のみなさん、お疲れ様でした。icon02


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この記事へのコメント
『夕ざりの茶事』初めて聞きました。
素敵な時間ですねー。
Posted by miminaga at 2006年11月27日 18:36
だんだんと暗くなるのを感じ、とても静かな落ち着いた時間でした。
また、電気のありがたみも知る貴重な経験でした。
Posted by ポン太 at 2006年11月28日 12:01
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    コメント(2)